自由という名の特効薬

アラサーオタクのうつ病回復雑記。

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睡眠の教科書

この本でここ最近私が買った”睡眠に焦点を絞って”書かれた本はラスト。

睡眠の教科書――睡眠専門医が教える快眠メソッド

睡眠の教科書――睡眠専門医が教える快眠メソッド

 

正直前回紹介した『スッキリした朝に変わる睡眠の本』がとても良かったので、睡眠に関してはもういいかな、と思っていたのだが、外国の方が書いた本ならまた内容も異なってくるのでは?と思い購入してみた。

結論から言うと、今までの本で十分だった。

しかし、この本は睡眠障害について詳しく書かれており、なかなか興味深かった。

今までの本と被っている部分は端折って、その部分について紹介していく。

さまざまな睡眠異常

むずむず脚症候群

テレビなどで目にしたことがあるかもしれない。脚がむずむずチクチクして眠れない、というものだ。

原因はいくつかある。原因不明のものもあるが、鉄欠乏症・腎臓病・糖尿病などの病気に伴って発症することがあるそうだ。また、筋肉の使い過ぎや座りっぱなし、脱水でも起こりうるらしい。

子供の頃に罹ると成長痛やADHDと誤診されることも。

治療法としては、原因はドーパミンに関係する中枢神経系の異常ではないかと考えられているため、鉄分補給やストレッチをする、マッサージをするなど。

不眠症

うつなどの精神障害を持っている方がなりやすいのがこれである。

不安を感じやすかったり、長時間ストレスにさらされたり、心配性であったり、もしくは周囲がうるさいなどの環境的要因があったりすると不眠症になる。

改善方法は今まで述べてきた、体内時計、生活リズムを整えること、ベッドに入る=睡眠だと覚えさせること、睡眠日誌をつけるなどの認知行動療法睡眠薬の投薬など。

概日リズム睡眠障害

概日リズムとは、ようするに体内時計のことである。約24時間周期を持っているが、夜でも明るい現代、乱されることが多い。時差ボケもこれに含まれる。

また、体内時計が異常をきたしズレてしまうことを睡眠相後退症候群、睡眠相前進症候群という。後退は後ろにずれる、つまり夜型人間、全身は前にずれる、朝型人間となる。

その他にもいくつか種類があるが、どれも要するに体内時計のズレが原因である。

治療法は、太陽光やブルーライトなどの光を浴びる時間を調節すること。起きる時間になったら恣意的に浴びて、眠る前にはブルーライトカットなどのサングラスを着用し光を目に入れない。こうすることで体内時計の調節をしていく。

睡眠時無呼吸

これもよく聞いたことがあると思う。いびきをかいているひとが突然静かになり、再びいびきをかきだす。その間、呼吸は止まってしまっている、というものだ。

太っている人がなりやすいと思われているが、生まれつき気道が狭い人などでもなりうる。

また、無呼吸状態のときに交感神経が活発になり酸素量が下がり、結果インスリンにも影響を及ぼすため糖尿病とも関連している。

子供もなることがあり、眠っているはずなのに昼間集中できない・問題行動を起こすなどADHDと誤診されることもある。

睡眠時無呼吸かどうかを調べるには、専門のクリニックに一泊して検査を受けるのが通常。呼吸停止の頻度を確認し判断される。

治療法としてはCPAPという、機器を使用してマスクから空気を送り込み、喉と気道を開かせておく、マウスピースを装着するなど。

睡眠時随伴症

睡眠時遊行症・夜驚症

いわゆる夢遊病である。

意識がないまま立ち上がったり、歩き回ったり、あるいは泣いて叫んだり、暴れたりする。

これらは上記の睡眠異常が原因で起こることがあるので、原因となるものを取り除くことが治療となる。

セクソムニア

眠ったまま性行為をすること。

クソゲーオブザイヤーというその年のクソゲーを決めるスレが2ちゃんねるにあるのだが、それのエロゲー版でエントリーされたエロゲーに眠ったままご奉仕する夢遊病ご奉仕なるものがあったことがある。なんだそれwwwと笑ってみていたのだが、実際起こりうるとは驚いた。

これもある種夢遊病の一種なので、原因となる睡眠異常を取り除くことが治療となる。

夜食症

眠ったまま食べること。

以前の職場で夜食症の人がいた。食べるだけではなく普通にコンロを使って料理をした形跡があったという。もちろん本人は全く覚えていない。

朝起きてもお腹が減らないという人は、この可能性があるとか。

これもやはり原因となる睡眠異常を取り除かねばならない。

レム睡眠行動障害

レム睡眠中は夢をみるのだが、夢で見ている通りに体を動かしてしまうのがこれ。

通常は眠っている最中動くなという信号が脳から発せられているのだが、それがなんらかの理由で届かないため、体が動いてしまう。脳幹と脊髄間の回路以上のせいといわれる。

他の睡眠障害などがないかを検査し、怪我を防ぐため周りにクッションを置いたり、ベッドを策で囲ったり、あるいは投薬治療が行われる。

異常を感じたら検査を

1人では気づきにくいこともあるかもしれない。無呼吸などは、パートナーが気づいて本人を病院へ促すというケースが多いようだ。

それ以外にも、何か気になることがあったら、それを記録してみて、やっぱりおかしいと思ったら病院で行ってみることだ。

幸い私は不眠症以外のものはなっていない……と思うのだが、睡眠時無呼吸を確認するために試しに一晩録音しながら眠ってみてもいいかもしれない。

なんにせよ、睡眠はとても重要なことである。よりよい睡眠をとるために、異常を感じたら病院へGOだ。