自由という名の特効薬

アラサーオタクのうつ病回復雑記。

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やさしいうつの治しかた

というわけでうつ関係等で読んだ本について書いていこうと思う。

 

とにかくうつについて情報が欲しい、と思ってうつに関する本をアマゾンで探しレビューが良かったものやピンと来たものをごそっと買った。その中の1つがこの本だ。 

‐薬に頼らずラクになる‐やさしいうつの治しかた

‐薬に頼らずラクになる‐やさしいうつの治しかた

 

  

どうもうつに関する本というのは薬物療法について不安にさせることが書いてあることが多い。この本も例外ではないが、薬は飲み始めた以上、勝手に中断したりしないこと。もちろんそういった注意書きはなされているが、正直うつで不安になっている人が読むような本でそんな不安にさせるようなこと書くのはいかがなものかと思う。

しかしこの本の良いところはうつの回復状態について詳しく書かれていることと、手軽にできるセルフワークが33個書かれていることだ。

 

弥永式うつの6つの回復ステージ

うつは基本的に良くなったり悪くなったりを繰り返しながら改善に向かっていく。

うつについて6つのステージにわけてチェックシートがついており、自分はどこのステージにいるか確認ができる。これは正直かなり助かった。自分はこの段階だと確認できることは、まだこの段階だからまだ無理しない方がいい、と言い聞かせることができるし、視覚的に確認できることは安心に繋がった。

  1. 隠れうつ期…うつになる手前の段階。
  2. うつの沈み期…エネルギーが低下し、沈んだ底辺にいるようなもっともつらい時期。
  3. 第1うつのリカバリー期…動けない状態から脱した時期。まだ身体症状が残っており、精神状態は回復していない。
  4. うつの波期…外見と内面のギャップがあり、心の中ではうつの波と闘っている時期。
  5. 第2うつのリカバリー期…身体症状は完全に回復。精神状態はまだ回復していない時期。
  6. うつの回復期…うつになる前とほぼ同じ状態になった段階。

 現在の私は③うつの波期か④第2うつのリカバリー期あたりをうろうろしている状態らしい。元気になるのはもうちょっと、と思うと、なんとなく気が楽になる。

 

インナーチャイルド

この本のコラムではインナーチャイルドという存在が紹介されている。

インナーチャイルドは「内なる子ども」と訳されます。過去にあまりにも深く強く傷ついた経験をしたために、二度とその痛みを感じないですむように、潜在意識の奥深くに閉じ込めてしまった、幼いころの自分自身です。

私たちの潜在意識に、人格の一部として存在しているのがインナーチャイルドインナーチャイルドは無意識の行動や思考に影響を与えているのだという。

インナーチャイルドを癒すことによって、思考のクセや行動を変えていくと、うつが回復していく。そのためのワークが収録されている。

 

潜在意識に働きかけるセルフワーク

本当のうつの原因とは、潜在意識下にあるトラウマの暴走なんです。

 この本ではうつはトラウマが原因だとしている。

トラウマというと大きな出来事のように思えるが、実際子供のころの些細な出来事がトラウマになっていることもある。自分ではわかっていない部分がトラウマとなっている可能性があるのだ。うつは何らかの出来事によってトラウマのスイッチが押され、それによって引き起こされていると解釈されている。

人が普段意識している顕在意識というのは自分の心の10%で、潜在意識が90%といわれている。潜在意識を変えることができれば、うつを治せる、うつになりにくい体になると考えられている。

紹介されているセルフワークは、絶対やらなければならないということはない。体調の良いときに、したいときにすれば良い、と書かれている。

紙に思った事を書くようなものから、姿勢を正す、環境を整えるといったことまで幅広く紹介されているので、やりやすいものからやっていけばいい。

 

この本はオススメできるか

個人的にはオススメできる本である。

うつでない人も、セルフワークをすることによって潜在意識を変えて生きやすくすることができるかもしれないので、予防として取り入れるのも良いのではないだろうか。